「禁煙したいけど、なかなかやめられない・・・」
という方。
医療の力を借りて頑張ってみませんか?
治療内容
- 診察
- 呼気一酸化炭素濃度の測定
- 禁煙実行・継続に向けてのアドバイス
- 禁煙補助薬の選択と処方
呼気一酸化炭素濃度の測定とは
一酸化炭素濃度は、タバコの有害物質をどのくらい取り込んでいるか、また禁煙の効果を調べるときに行います。
費用
健康保険等で禁煙治療のみを行った場合の自己負担額(3割負担として)13,000円から20,000円程度です。
健康保険等の適用
健康保険等で禁煙治療を受けるためには以下の要件を満たしている必要があります。
- ニコチン依存症の判定テストが5点以上
- [1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数]が200以上(35歳以上の場合のみ)
- ただちに禁煙を始めたいと思っている
- 禁煙治療を受けることを文書で同意している
※ニコチン依存症を判定するテストはファイザー・ホールディングズの「すぐ禁煙.jp」で簡単に行えます。
禁煙補助薬の選択
飲み薬
1日2回食後に飲む薬です。
1日1回の服用から始めて、飲み始めの週間で徐々に服用量を増やします。
飲み始めてから8日目に禁煙を始めます。
自然にタバコを吸わなくなった場合は、8日目を待たずに禁煙を始めます。
通常、12週間服用を続けます。
貼り薬
ニコチンを含んだ皮膚に貼る薬です。
1日1回上腕やお腹、背中などに貼ります。
皮膚のかぶれを防ぐため、毎日貼る場所を変えるとよいです。
標準的な使用期間は8週間です。
[引用、参考:冊子「禁煙外来で禁煙はじめます」(ファイザー)]